本日ご紹介するのは皆さんがご存知のあの大御所ブランド
アールデコの時代に作られたCartierのイヤクリップ♥
有無を言わさず一度見ればそれがCartierと言われなくても
ハイジュエリーだとわかる程のダイヤがハイグレードなのはもちろんのこと
その立体的でなおかつ繊細な作りには計算された美を感じます。
ハイジュエリーの作品のデザインは同じようなデザインを作ろうと
思っても作れるものではないと思いませんか?
同じように作ったとしてもダイヤの大小のバランスや
カーブの仕方全てが計算されたこの黄金のバランスは
なかなか真似ができません。
五、六年前からCartierのアールデコの作品は市場で高騰し続けており
極めて買い付けがとても困難になっております。
特にCartierは、ブティックで購入されたハイジュエリーも
翌年には値上がりすると言われているくらいですから
アンティークのCartierなんて言ったら・・・・。。。
ちなみにCartierだけは、相場が落ちないと言われているので
資産として購入される方は多いと思います。
これは当時のCartierのボックスに描かれているマークなのですが
今のよりもう〜〜んっと素敵ですよね〜♥
当時のオリジナルボックスがついているCartierのアンティークジュエリーは
かなり貴重です♥
このボックスのシミを見て人は何を想うのでしょう。
この持ち主はきっと鏡の前で化粧を済ませ
このイヤクリップを着けようとしていたら
香水の瓶が傾き少しだけかかってしまったのではないかと想像しちゃいます♥
だって、なんか良い匂いがほのかにするんです♥
このジュエリーはイギリスの貴婦人の持ち物だったのですが
この方はお母様より譲り受け大切にされていたようです
ご子息がいらっしゃらないので他に大切にして下さる方にということで
お譲り下さいました。
と〜っても素敵なCartierのイヤクリップですが
実はこれにはCartierのサインが見当たらないんです。
ですが、持ち主だった方は譲り受けた当初からCartierだと信じていたようで
疑いもしなかったようです。
私もこれは俗にいう「unsigned」のCartierの作品だと信じます。
まず、こんな当時のオリジナルボックスで完璧にフィットする偽物を
わざわざ作るのはありえません。
このボックスが本物でジュエリーが偽物??
ありえません!!こんなにフィットするジュエリーがあることが不思議です。
アンティークジュエリーの中には「unsigned」と呼ばれる
ブランドの作品であるがサインが入っていないものがあるんです。
これもその「unsigned」ですが、この作りとハイグレードのダイヤに
決定的なオリジナルボックス&Just fit!!
これはまさしくCartierでございます♪
ちなみにこれがイヤリングを外した状態のボックスですが
ここまでこのイヤクリップにフィットして作られているんです☆
当時はそれぞれのジュエリーの形に合わせて
ボックスを作っていたんですね〜☆エレガントですよね〜♪
日本人の方にはアールデコの作品は好まれないと聞きましたが
日本人の方には可愛らしいタイプがお好きな方が多いからですかね。
アールデコのジュエリーって見た時と着けた時の印象が異なると私は思います。
アールデコ時代以外のジュエリーはジュエリーだけが美しく見えるように
作られているのに対して
アールデコのジュエリーは着けた女性を美しく見せるように作られています。
アップスタイルもダウンスタイルも両方とも合わせる服で
楽しめると思います♪
ご興味がありましたらご連絡下さいませ♪
お問い合わせがお気軽にこちらまで☆
yumiko@thirtythree.eu
Thirty Three Trading.B.V
代表 前川 有美子
コメントする