◆1900年代◆
オランダの老舗工房の三つある中の
一番有名な工房
”ヨハン・ローゼンダール”の
貴重な作品★
(彼の事については下記に説明をしております)
彼の作品はオランダのアンティークジュエリーの
中でもとても繊細で存在感があり
特にダイヤの質が異なり
カット面の輝きはピカ一です!
ダイヤの下に敷かれている
シルバーフォイルが時の経過により
少々茶色っぽくなっているにも関わらず
ギラギラと強い輝きを放っています。
植物をモチーフにした
葉や蔦や蕾がアーチを作り
ダイヤが引き詰められたティアドロップの
チャームが動きに合わせて
揺ら揺らと動くように作られています。
左右はもちろん♪前後にも動きます♪
中央チャームの裏は
貝のような美しい作りになっています。
個性的なデザインを好む方
ダッチアンティークジュエリーが大好きな方
女性はもちろん、男性にも!!
(男性なら太めなチェーンに付け替えると
しっくりくると思います)
彼のマークと
シルバーの品質の刻印が入っています。
残念ながらチェーンは
後付けされたものです。
良いご縁があって低価格で手にする事が
できましたので
手頃な金額でご提供致します!!
ヤフオクに出品致しましたので
ご興味のある方はこちらからどうぞ→
沢山のウォッチを頂き、おかげさまでご購入頂きました。
ありがとうございました。
◆重量 6.3g
◆ペンダント 縦 約37mm 横 約15mm
◆チェーン長さ 43.5cm
◆シルバー&ゴールド14k
◆刻印有り
”ヨハン・ローゼンダール”のご説明
彼はオランダのアンティークジュエリーにおいて
欠かせない人物で重要です☆
ヨハンの父が1835年にアトリエを設立し
シルバー&ゴールドの当時の伝統的なスタイルの
ジュエリーを作っていたのですが
ヨハンは父と一緒に経営するのを拒み
自らアトリエを持ち
当時新しかったフレンチスタイルを
起用してジュエリーを作りました。
彼の美的センスは飛び抜けて優れていて
なおかつ最新の技術を持ち合わせていたので
独自のジュエリースタイルを確立して
大きな成功を収めました。
その独自のスタイルとは
表がシルバー裏がゴールド+ローズカットダイヤ
この技法を用いたジュエリーです。
オランダではこの技法を用いたジュエリーを
”ローゼンダールスタイル”
と呼ぶ程に大人気でした。
彼の作品に使われるローズカットダイヤは
とても品質がよく
デザインがとてもユニークなことから
世界の王族からも注文が殺到したようです。
こういったことから
近年の大手オークション会社でも
”ヨハン・ローゼンダール”のジュエリーを
collectible jewelryとして取り扱われる程に
世界的に有名になりました。
実は先日出品していたローズカットダイヤのリングも
彼の作品だったのです。
私も見つけた時は「もしかして・・彼の!!」と
思ったのですが刻印が非常に見えにくく
確信が持てなかったので断言しなかったのですが
ご購入して下さいました顧客の方が
サイズ変更を希望されたので
いつも依頼するゴールドスミスに持って行くと
やはりヨハンの作品である事がわかりました!!
というのもこのゴールドスミスは実は
ヨハンの元で仕事していた弟子の弟子だったのです。
(つい半年前に彼の一番弟子だった職人が
亡くなってしまいとても残念なのですが
彼の技術を引き継いでいる職人が
まだ存在している事が救いです☆)
彼は刻印等見ずにすぐにヨハンの作品だと気づきましたが
オークション会社の査定の方は気づかなかった為に
とても安く購入できたので私の顧客の方にも
安くご提供する事ができたのです♥
そのリングはこちらです。
なんとなく彼の作品の雰囲気は
わかりましたでしょうか?
とにかく彼の作品は
「繊細」と言う言葉がつきものです
私のプライベートコレクションにも
彼の作品が数個ございますので
今度ご紹介致しますね♪
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