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◆20世紀初頭◆王冠のようなデザインの台座に虹色の輝きを放つ約2,77ctのオールドマインカットダイヤモンドが留められたソリテールリング縦 8,9mm 横8mm圧倒的な存在感を魅せつけるアンティークオールドマインカットダイヤモンドは早朝の森に差し込む朝日が虹色の光を放ち結晶となったような石✨ハンドカットされた大粒アンティークストーン独特の大きめのファセットから放つ力強く粘り気のある輝きは眩しいくらい✨Simple is best❤️石の存在だけを強調する惹きたて上手なセッティング😉王冠の形状が広がりと絞りのバランスがちょうど良いのが素敵✨
癖のないデザインと大粒ゆえに 歳をいくつ重ねても楽しめるでしょう♪14kイエローゴールドで作られておりオランダのオークの葉の刻印と20世紀初頭に存在したハーグ市内のジュエラーのメーカー刻印が打たれています台座の下部に金属の古美が見られアンティークならではの時間の経過を感じられます❤️内包物は肉眼で確認できるものはなく10倍ルーペでピンポイントと呼ばれる針で突いたような白い点が数カ所確認できるのみ!大粒で内包物の少ないアンティークダイヤモンドはとっても希少💎私がご紹介する作品の石はほぼアイクリーンな石が多いですがかなり厳選しているからでなかなかお目にかかれません😉11時辺りに欠けが見られますが肉眼で確認するのは難しく気になりません日差しを浴びると溶けてしまうのではないかと思うほど潤った輝きに虜になってみませんか♪◆重量・・2.6g◆サイズ・・9号◆アンティークオールドマインカットダイヤモンド・・約2.77ct◆14kイエローゴールド◆刻印有り◆オランダ -
◆1820年〜1840年◆オーバルシェイプのオールドマインカットダイヤモンドがメインにそれを二重に取り囲む様にセットされたクラスターリング💍この時代に作られたジュエリーに使用されたダイヤモンド特有の力強い輝き💎小粒までも突き抜けるような煌めきを放ちます太陽の下では虹色の光(ディスパーション)を跳ね返してきます厚みのしっかりとしたごろっとしたオールドマインカットは中央のキュレットと呼ばれる石の底面がアンティーク好きには堪らないポイント🎵シャンクは植物を連想させる彫金が施されていますがおよそ200年も愛用され続けた形跡「愛され摩耗」が見られます😉ダイヤモンドの下にはシルバーフォイルが敷かれているクローズドセッティング良いコンディションを保っておりシルバーフォイルには変色が見られませんこの頃、ダイヤモンドが産出されていたのはインドを始め、ブラジルのみそれ故に、大変貴重なダイヤモンド💎内包物が多く見られる石が使われてる時代でありながらもセンターストーンは肉眼で見られる内包物がありません10倍ルーぺで確認すると極小のカーボンが2点ほど中心部にクラウドが見られますが映像をご覧頂けるとわかる様に輝きを損ねるほどではありませんシルバー枠も石ギリギリで薄く作られているため無駄にセッティングが見える事なく石を最大限に魅力的に見せておりシルバーは経年の使用により硫化し、程よく黒ずみがあり立体感が生まれ指の上で石のギラギラとした力強い輝きのみ浮いて見えるかの様です✨クラスターといっても二重に構成された形状は珍しく更にゴージャス感があります一番外側の直径1mmのダイヤモンドが留めてあるのですが元々は8石全てオールドマインカットダイヤモンド現在は、一石のみそれ以外の7石は、シングルカットダイヤモンドとローズカットダイヤモンドとても小さい石ゆえに肉眼では違いに気づけないほどですシルバーと14kイエローゴールドで作られています大きな広がりを見せる二重のクラスターは大輪を咲かせた栄光の様その輝きは言葉で表せないエネルギーを持っています貴重なジョージアンダイヤモンドリングをお買い求めやすい価格でお譲りいたします◆重量・・4g◆サイズ・・10 1/2号◆メインストーン・・およそ 縦 5,4mm 横 7mm◆14kイエローゴールド&シルバー◆モチーフサイズ・・およそ 縦 15,7mm 横 14mm◆イギリス◆刻印無しご質問やお問い合わせまたはご購入に関しましてはこちらまでお気軽にご連絡下さいませ。尚、作品をご指定頂く際はブログ投稿日をお伝え頂ければ幸いですyumiko@thirtythree.jewelryThirty Three Trading.B.V代表 前川 有美子尚、以前お求め下さいました顧客のお客様方には御礼により10%引きになりますのでお気軽にお伝え下さいませ。(一度お求め下さいました方は、こちらでも記録しておりますが記録漏れがありましたら申し訳ございませんので念の為に一言お伝え下さいますと幸いです)
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優美なオーバルシェイプを描くアンティークオールドマインカットダイヤモンドをエドワーディアンスタイルでソリテールリングにお仕立てしました。デザインコンセプトは『始まり』月桂樹を思わせる植物モチーフのアウトラインをミルグレインが細やかに縁取り、夜明け頃の一日のはじまりに草花に朝露が宿ったような情景をイメージ。極めて透明度が高く、石の奥から清水がこんこんと湧き出てくるような清らかな生命力に満ちたセンターストーンは0.71ctと存在感も十分。現代の匠の手で仕立てられたまっさらな新雪を思わせるマウントとアンティークダイヤの魅力が美しく響きあうリングです。
◆重量 4.0g◆10号(サイズ直し可能)◆Pt900◆ダイヤモンド 計0.792ct◆センターオールドマインカットダイヤモンド約0.71ct (縦5.9mm 横4.8mm)◆現代ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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まるでキャンディのように
艶やかなカボションエメラルド。
肩には精緻なエングレーヴィングの花が
グラデーションであしらわれ、
サイドには孔雀の羽を思わせる
優美な透かし彫り。
1920年代のアメリカで製作された
どの角度から眺めても
思わずうっとりとため息の出そうな
美しいアール・デコのリングです。
1837年創業のシカゴの老舗ジュエラー
Peacock, Charles and Elijah 製
(メーカー刻印有り)
◆1920年代 アメリカ
◆Peacock, Charles and Elijah 製
◆エメラルド 横 6.3mm 縦5.7mm
◆オールドヨーロピアンカットダイヤモンド 4石
◆プラチナ
◆サイズ 11~13号
サイズ調整のための粒金がシャンクの内側に
入っているため正確なサイズが出しづらい
のですが、着用感は11〜13号くらい。
粒金を外すと16もしくは17号くらいです。
(サイズ直し可能です。詳細はお問い合わせください)
◆重量 2.9g
◆刻印有り
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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冬の空にひときわ輝くシリウスを思わせる類まれな輝き。19世紀初頭〜中期にフランスで製作された大変希少なローズカットダイヤモンドのソリテールリングです。この時代のフランスでこれほどミニマルで装飾を削ぎ落としたデザインのソリテールリングは非常に珍しく、ほとんどお目にかかれません。さらに特筆すべきはクォリティー。ダイヤモンドのクラリティーフォイルのコンディションセッティングの技術の素晴らしさこれらの要素が三拍子そろったまさにパーフェクトなソリテールリング。シンプルだからこそ、質の良さが際立つ。毎日お守りとして付けていたくなるアンティークダイヤモンドの魅力をカジュアルに楽しめるおすすめリングです。*オリジナルのケースではありませんがアンティークリングケースにお入れしてお納めします。(最後の写真の四角いグリーンのボックス)
◆ 19世紀初期〜中期 / フランス
◆ローズカットダイヤモンド
直径 約 4,5mm-5,5mm
◆シルバー , 18Kイエローゴールド
◆リングサイズ 10.5号(サイズ直し無料)
◆刻印あり(磨耗で判読不可)
《ダイヤモンドのコンディション》肉眼で見える内包物は驚くほど無く10倍ルーペで見るとようやく右下の小さな茶色のピンポイントインクルージョンが見つかる程度です。(輝きに紛れて肉眼では全く気になりません)色味も感じられず、アンティークダイヤモンドとして特筆すべきクォリティーと言えます。ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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小粒なのに力強い輝きを放つペルッツィカットダイヤモンドがキュッとリボンを結んだような繊細なベルエポックのシャンクに 映えるありそうでないソリテールリング。ペルッツィカットは17世紀後期にマゼランカットを改良して生まれたカットで、のちにオールドマインカットのモデルとなります。角ばったシェイプとしっかりと厚みのあるクラウンがペルッツィカットの特徴。透明度が高く、肉眼で見える内包物のないアイクリーンで良質なお石。小粒ながら水しぶきのような白くクリアな輝きが楽しめます。オープンセッティングで日常使いしやすいのも魅力。
◆1880~1900年 /フランス ◆18K イエローゴールド◆ダイヤモンドサイズ 縦横 3.2mm◆リングサイズ:12.5号(サイズ直し可能)◆フランスの18Kを示す刻印あり(※刻印は後世になって打たれたものです)◆重量 2.42 gブログではより多くの写真とさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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1886年に制作された秘密のコンパートメント
付きのゴールドリング。
当時は最愛の人の髪の毛などを入れて
いつも想いが共にあることを強く心に
刻むために常に身につけられるリングや
ロケットとして携帯する習慣がありました。
いつの時代も変わることのない『想い』を
現代の匠も驚く精緻な技術で
閉じ込めたアンティークならではの逸品です。
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南仏のマダムからお譲りいただいた貴重な
19世紀後期のマリッジリング。
花々が咲き乱れる様子が美しい
ハンドエングレーヴィングで彫り込まれています。
当時のままの姿の素晴らしいコンディション。
170年の年月が信じられないほどです。
リングの内側には優美な字体で
お二人のお名前と日付が刻まれています
26 November 1850
L.M.Felix Lis J Valerie Jchaumas
◆1850年
◆18kゴールド
◆リング幅 4.3mm
◆リングサイズ 9号
◆重量 3.6g
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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◆Cartier
◆1990年頃
◆18kゴールド
◆ダイヤモンド、サファイア、ルビー、エメラルド
◆リング幅 12.7mm
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◆Cartier
◆2010年頃
◆18Kホワイトゴールド
◆ダイヤモンド
◆リング幅:約12mm
◆メーカー刻印有り
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アイリスが咲きほこる水辺にたたずむ凛としたまなざしの女性薄肉のレリーフ(浮き彫り)で繊細に表現されたどこかウィットを感じさせる視線とわずかにほころんだ口もと。真横から見ると、ごくわずかな高低差の中に空間の奥行きを見事に描き出していることが分かります。アイリス(アヤメ)のモチーフはトンボや鯉などと並んで水を暗示するモチーフとしてアールヌーボーの時代に頻繁に登場します。こうした水辺の情景への憧憬は19世紀半ばの開国以後ヨーロッパにもたらされた日本のデザインに強く影響されたものでした。*ダッチアイリスの花言葉は「使命」「伝令」舟形のマーキスシェイプが女性らしいエレガンスを際立たせる美しいアールヌーボーのリングです。
◆19世紀末〜20世紀初頭 /オランダ ◆14kゴールド◆モチーフ 縦 2.1cm 横 1.2cm◆リングサイズ:7号(サイズ直し可能)◆刻印あり(※刻印は後世になって打たれたものです)◆重量 2gブログではより多くの写真とさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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白絹のような艶の美しいハーフパールとエメラルドで忘れな草をかたどった美しい佇まいのジョージアンのリング。スプリットシャンクに挟まれた見事な手彫りの蔦模様と、脇に添えられた落ち着いたクランベリーカラーのルビーがこの時代の英国式庭園を眺めているようなしっとりとした情景を描き出しています。ベゼルの裏側には髪の毛の房が収められていたと思われるコンパートメントの痕跡があり、男性から想い人に愛の証として贈られたセンチメンタル・ジュエリーと考えられます。秋の夜長にオースティンの小説を片手に愛でたくなる可憐なジョージアンの指輪です。
◆ジョージ王朝時代 / イギリス◆18kゴールド◆ナチュラルパール・エメラルド・ルビー◆モチーフ 縦横 約1cm◆サイズ 14号(サイズ変更の跡なし)◆重量 1.9gブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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オーロラの光を石の中に閉じ込めたような神秘的な輝きに目を奪われる19世紀のローズカットダイヤモンドリング。モダンブリリアントに換算すると約3.6ctの場面を持つ大粒のローズカットダイヤモンドは下に敷かれたフォイルの奇跡的な変色により、白い輝きの中にライトグリーンの光が差し込んだような幻想的な景色を見せます。原石の姿を想像させるユニークな不定形のシェイプは波を思わせるたおやかなゴールドの花弁に包まれ、上下向きを変えるとガラッと雰囲気が変わるのもポイント。画一的なダイヤモンドに物足りなさを感じている方ダイヤモンドが本来持つ護符的な力を実感したい方そんな方に手にとってほしい比類なき個性を備えた指輪です。
◆ 19世紀 / フランス?(推定)
◆ローズカットダイヤモンド
縦 約7.5mm 横 約12mm 高さ 約2mm
◆18Kゴールド
◆リングサイズ 13号(サイズ直し無料)
◆刻印なし
◆重量 6.2g
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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しっかりと山高で透明度の高い
上質なアムステルダムローズカットダイヤモンドが
使用された極めて希少なダッチアンティークリング
ほとんどのオランダ製のジュエリーは19世紀以降に集中する中、
18世紀オランダのリングはThirty Threeでも初めてのご紹介となります。
上下に脇石を従えた大粒のオーバルシェイプのローズカットを
ヤドリギの枝で抱いたようなデザイン。
オランダ作品に共通して感じられる野趣にあふれた力強さという
趣とは少し異なり、楚々とした可愛らしさも備えています。
19世紀以降の作品とは一線を画す作りは
フラットな石座の裏面、
そしてシルバーのパーツとゴールドのアームが
完全に一体になるように巧みに貼り合わされた
肩(ショルダー)の部分に現れています。
指まわりにフィットする高さを抑えた作りは
同時代のジョージアンのリングとの共通点。
これまで数多くのダッチアンティークを扱ってきたThirty Threeが
”これはもう二度と出ない!”と太鼓判を押せる
コレクタブルな18世紀のリングです。
◆ 18世紀後期 / オランダ
◆センターローズカットダイヤモンド
縦 約7mm, 横 約6mm, 山高 約3mm
◆ゴールド, シルバー
◆リングサイズ 18.5号(サイズ直し無料)
◆刻印なし
◆重量 2.7g
《センターダイヤモンドのコンディション》
10倍ルーペで見ても、針で突いたような極小のピンポイントインクルージョンが3点ほど見えるだけ。特に18世紀という時代と石のサイズ(1ct以上)を考えるとこのクラリティーは特筆すべきと言えます。ほんの少しだけイエロー味を感じますが、大粒のダイヤモンドが極めて入手困難だったこの時代のダイヤモンドとしては全く問題のない範囲と言えるでしょう。ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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『ジョージアンのリングは大好きだけど、ダイヤの
クオリティーがもっと高かったら最高なのに!』
こんな思いを抱いたことのあるアンティークファンの方は
意外と多いのではないでしょうか?
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中石のシルバーフォイルが失われ、リペアが困難な
オリジナルのジョージアンのリング。
その中石と寸分と違わぬサイズのヴィンテージの
スーパークオリティーのローズカットダイヤモンド。
2つの逸材が絶妙なタイミングで出会い、生まれた”運命のリング”。
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ブリリアントカットに換算すると約2.4ctの場面を
持つ大粒のローズカットダイヤモンド。
年間何千ものローズカットダイヤを見ている
オーナーが太鼓判を押す類稀な透明度の特別な1石を
ジョージアンの典雅な枠にセットしました。
大きめの脇石を従え、猫足を思わせる極小の
スクロールで中石を支えたスリーストーンリングは
18世紀から19世紀初頭にかけてのジョージアン特有のスタイル。
この時代ならではのキリッとした佇まいが
中石の品格をより一層引き立てます。
ローズカットマニアのThirty Threeが自信を持って贈る
時代と国の垣根を超えたベストオブベストの素材同士の
珠玉のマリアージュをお楽しみください。
◆マウント / 19世紀初頭 英国
◆ 中石部分 / 1960年代 オランダ
◆センターローズカットダイヤモンド
直径 約8.5mm, 山高 約3mm
(ブリリアントカットに換算すると約2.4ctの場面)
◆ハイキャラットゴールド/ シルバー
◆リングサイズ 12号(サイズ直し可能)
◆刻印なし
《センターダイヤモンドのコンディション》
10倍ルーペで観察しても針で突いたほどの極小の内包物が
いくつか散見される程度の素晴らしい透明度。
石の下に敷かれたシルバーフォイルもミント
コンディションで色味を全く感じさせず
石の奥から溢れでる白い輝きに圧倒されます。
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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19世紀後期の東欧で製作されたと思われる
ルネッサンスリバイバル様式のリング。
19世紀の中頃から後期にかけてヨーロッパでは国家意識の高揚に伴い
過去の栄光の時代に思いを馳せてその時代の
デザインをなぞる ”考古学様式” が流行します。
ルネッサンスリバイバルはその一環。
ロイヤルブルーエナメルと豊かな黄金色の鮮やかなコントラストと
ゴシック建築を思わせるダイナミックな造形美。
これらはヨーロッパの上流階級が理想とする
ルネッサンスの時代のジュエリーの特徴。
キャトルフォイユ(*4枚の葉:ゴシック建築によく見られるディテール)を
象った石座には約0.6ctのオールドマインカットダイヤモンドが堂々とそびえます。
華やかなりしルネッサンスの時代への憧憬が
見事に結晶化したリングが纏うオーラはノーブルな美しさ。
身につけると小さなリングの中に広がる
時空を超えた雄大なスケール感に圧倒されます。
◆19世紀後期 / 東欧?
◆オールドマインカットダイヤモンド 約0.6ct
◆ハイキャラットゴールド / エナメル
◆リングサイズ 10号
(サイズ直し不可)
◆重量 5.6g
◆刻印なし
*リング全周にぐるりと施されたエナメルは
腕下部分以外にほとんど剥落が見られず、
良好なコンディションを保っています。
《ダイヤモンドのコンディション》
内包物はほとんどなく、優れた透明度。
表面とキュレット付近に小さなスクラッチ(引っかき傷)がありますが
輝きを美しさを損ねるものではありません。
オールドマインカットの特徴であるしっかりとした厚みが
作品全体に立体感と格を与えています。
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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20世紀初頭のドイツで製作された
トリコロールカラーのジプシーリング。
ジプシーリングとは石を地金で埋め込むようにセットした
スタイルのリングを指します。
爪留めのリングに比べ引っかかりが少なく
気兼ねなく日常使いできるのが魅力。
オープンセッティングなのでそのまま手を洗ってもOK!
このリングのようにダイヤモンド、エメラルド、ルビーの
イタリアンカラーのトリコロールは非常に珍しく
アンティークのジプシーリングの中でもひときわチャーミング!
3つの石の周りを流れるように取り囲む植物の蔦の
エングレーヴィングが作品全体に伸びやかな表情を添えています。
◆20世紀初頭 / ドイツ
◆14kイエローゴールド
◆ルビー(0.20ct), エメラルド(0.10ct)
◆オールドマインカットダイヤモンド(0.12ct)
◆リングサイズ:15号(サイズ直し可能)
◆重量 5.1g
◆刻印あり
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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19世紀初め、イギリスの摂政時代(C.1811 - C.1820)
に製作された貴重なギメルリング。
ギメルとはラテン語で双子を意味する”gemellus”に由来します。
婚約期に新郎と新婦がそれぞれ付けていたリングを
夫婦の証として結婚を機に1つにまとめたのがこの ”ギメルリング”
握り合う2つの手を表したフェーデ(手)モチーフは『忠誠・信頼』のシンボル。
結婚式で新郎と新婦が手を取り合い、
誓いの言葉を交わすシーンを表しています。
こうした手のモチーフのフェーデリングは古代ローマ時代から
婚約(結婚)指輪として用いられてきました。
このリングの見どころは膨らんだカフの
部分までしっかりと描写された美しい手の造形と
側面全面に施された優美な花のレリーフ。
”握手”とともに3本のフープが寸分の誤差もなく
パチリと嵌る瞬間はどんなきらびやかな宝石にも
勝る感動を覚えます。
指にはめると200年前の物語の鼓動が当時の熱を
そのままに伝わってくるような珠玉のコレクターズピースです。
◆Regency(C.1811 - C.1820) / イギリス
◆ハイキャラットゴールド
◆サイズ 20号
(リング内部にアジャスターを入れて小さくすることができます)
◆重量 5.7g
◆刻印なし
◆コンディション良好
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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赤ともピンクとも名づけ難いアンニュイな薔薇色の
ルビーを良質なオールドマインカットダイヤモンド
で縁取ったヴィクトリア王朝時代のリング。
繊細なスプリットシャンクには両脇に
極小のスクロールモチーフがあしらわれており、
薔薇の小枝を象ったようにも見えます。
クラスター(取り巻き)リングは大振りで迫力のある作品が多い中、
このリングはキュッと小ぶりな中に美の要素を
ぎゅっと詰め込んだ可憐な佇まいが魅力。
愛情と情熱の象徴として古くから知られるルビー。
このリングの製作されたヴィクトリア朝時代にはこのような
ルビーのクラスターリングが婚約指輪として
ダイヤモンドと並び高い人気を誇っていました。
なかなか見ないロマンティックで繊細な色合いの
上質なルビーリングは自分へのご褒美はもちろん、
エンゲージリングにもお勧めです。
◆19世紀後期 イギリス
◆ルビー 直径 4mm
◆オールドマインカットダイヤモンド 1.5mm×11石
◆18K ゴールド
◆サイズ 14号
(サイズ直し可能。詳細はお問い合わせください)
◆重量 2.3g
◆刻印有り
*ルビーを留めている爪のうち、先端がほんの少し欠けている箇所があります。
(拡大写真をご参照ください)
写真でお分りいただけるように見た目を損ねるものでは全くなく、
他の爪でしっかりとホールドしていますので石落ちの心配もありません。
ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。
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とびっきり大粒の奇跡に近い美しさを湛えた
ローズカットダイヤモンドをエレガントな
アラベスク模様の透かし彫りのマウントに
セットした息を飲む迫力のソリテールリング。
ブリリアントカットに換算すると約5.8ctの場面の
広さを持つ大粒のローズカットダイヤモンド。
光にかざすとこぼれそうなほどの白い輝きと
虹色の照りが山の湧き水のように勢いよく溢れ出します。
この大きさでこれほどまでに内包物が見られず、
色味も全く感じさせないハイクオリティーの石は
間違いなくローズカットダイヤモンドの
最高峰と言えるでしょう。
ダイヤモンドの生産量が現代に比べて格段に少なかった
19世紀当時、この石がどれほど天文学的な希少性を有していたのか…
想像するだけで身震いがするほどです。
このスタイルのソリテールリングは19世紀後期に
主に東ヨーロッパで製作され、
多くはありませんが時折市場で見かけます。
ですが、これほど繊細で芸術的な完成度の高いマウント(台座)は初めて。
一切の淀みを感じさせない伸びやかな唐草の線や、
ローズカットを頂点に優美なアーチを描く全体のフォルムの構成。
端々のディテールにまで職人の手わざが息づいています。
パーフェクトな石とパーフェクトなマウントの奇跡のマリアージュ。
大粒ローズカットダイヤモンドリングの1つの頂点をなす、
類まれなコレクターズピースです。
◆19世紀後期 / 東欧 or 北欧
◆ダイヤモンド 縦 約11mm, 横 約12mm, 高さ 約2mm
(モダンブリリアントカットに換算すると約5.8ctの場面)
◆ハイキャラットゴールド
◆サイズ 19号(サイズ直し可)
◆重量 4.8g
◆シルバーフォイルのコンディション:非常に良好
《ダイヤモンドの品質》
肉眼はもちろんですが10倍ルーペでも
カーボンや気になる内包物はなく極めてアイクリーンのお石。
あえてお伝えするならば中央のファセット部分に
0.3mmに満たない極小の点のような欠けが
10倍ルーペによる観察でようやく見つかる程度で
このサイズのアンティークダイヤモンドとして
極めて特筆すべきクラリティーと言えます。
黄色味は全く感じません。