赤ともピンクとも名づけ難いアンニュイな薔薇色の

ルビーを良質なオールドマインカットダイヤモンド

で縁取ったヴィクトリア王朝時代のリング。

繊細なスプリットシャンクには両脇に

極小のスクロールモチーフがあしらわれており、

薔薇の小枝を象ったようにも見えます。

クラスター(取り巻き)リングは大振りで迫力のある作品が多い中、

このリングはキュッと小ぶりな中に美の要素を

ぎゅっと詰め込んだ可憐な佇まいが魅力。

愛情と情熱の象徴として古くから知られるルビー。

このリングの製作されたヴィクトリア朝時代にはこのような

ルビーのクラスターリングが婚約指輪として

ダイヤモンドと並び高い人気を誇っていました。

なかなか見ないロマンティックで繊細な色合いの

上質なルビーリングは自分へのご褒美はもちろん、

エンゲージリングにもお勧めです。

 

◆19世紀後期 イギリス

◆ルビー 直径 4mm

◆オールドマインカットダイヤモンド 1.5mm×11石

◆18K ゴールド

◆サイズ 14号

(サイズ直し可能。詳細はお問い合わせください)

◆重量 2.3g

◆刻印有り

*ルビーを留めている爪のうち、先端がほんの少し欠けている箇所があります。

(拡大写真をご参照ください)

写真でお分りいただけるように見た目を損ねるものでは全くなく、

他の爪でしっかりとホールドしていますので石落ちの心配もありません。

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