今日の天気は、寒暖差が激しかった〜!!

今朝、家を出るときはダウンで学校に出かけて

子供達を迎えに行く頃には、長袖一枚で十分なほどの暖かさ♪

気温はさほど暑くはないけれど、陽が暑すぎるため

着るものを選ぶのに少し考えちゃう今日この頃です。。

前回のメールから、時間が経っちゃってゴメンなさい!

義父がオランダに遊びに来てくれたこともあり

観光に出かけたり、餃子作りなど伝授してもらっていました

餃子の皮から作る楽しみさを知った私は

楽しいし、美味しすぎるので、ハマりました!

生地作りでコネコネしまくりで筋肉痛です(笑)

さて、今日は私が愛してやまないダッチ最高峰のジュエラー

「ヨハン・ローゼンダール」の作品です

紛いものが出回っていますが

覚えて頂きたい!

彼の選ぶダイヤの質のレベルや全体のバランスには

見るものをハッとさせられる魅力がた〜くさん!

今回の作品は、輸出用に作られたペンダントです

それでは、ご説明です

◆20世紀前半◆

ブリリアントカットに換算すると
約1.3ctの場面を持つ
大粒のアムステルダムローズカットを
雫型の花綱のフレームで囲んだ優美なペンダント。

極小のローズカットが散りばめられた
ガーランド(花綱)は摘みたての野の花で象った
リースのように生き生きとしています
フランスの影響を感じさせるエレガントさを残しつつも
みずみずしい生命力をにじませる力強いを感じます
幼い頃にシロツメクサで花冠を作った事を
思い出させるような温もりさえも感じる・・
それがローゼンダールの真骨頂!

ガーランドに配されたローズカットも
拡大写真でよーく見ると面数が少ない
ラフカットであることがわかります。
意図的に整えられたカットでなく
あえてランダムなカットを配することで
入り組んだ蔓の中に”キラリ”と光る朝露のような印象に。
フレームの光をあえて抑えることによって
主役のアムステルダムローズカットを
より一層神秘的に引き立てています。
こういった光の強弱が上手いのも
ローゼンダールの作品の特徴とも言えます

主役のアムステルダムローズカットは
流石に魅力たっぷりの顔立ち!!!
ふっくらと見事なアーチを描く
山高のローズカットのドームの中で
無数の虹色のかけらがあたかもダンスしている様

石を動かすたびに溢れんばかりの量の
虹の矢がくるくると煌めきます
光や角度によってごく淡いシャンパンカラー
(一番薄い色合いのブランドブランくらい)
に見えるのですが、それがこの石に
果実のようなふくよかで
芳醇な表情をもたらしています
光に揺らめくたびに芳しい香りが漂ってくるような
そんな艶やかさのある石。

この石を人間で例えるならば
「美しく色気があるのに、自分の魅力に気づいてない天性の美人★」

インクルージョンはありますが
ごく小さくしかも正面からは
見えづらい縁の近くにあるため
石のテリと圧倒的な輝きに押されて
肉眼では気になりません。(見えても針で突いた程度)

裏面にもご注目!!
ヒナギクの花を象った可憐な石座と
優雅な花綱のシルエットに一目惚れ!
よく見ると花綱部分は裏側にしても美しく見えるように
きちんと手を入れられているのがわかります。
普段は見えないディテールの美しさへの気配りは
一流を知る者でしか追求しない拘りのポイント★

これからの季節の胸元にいかがでしょう♪
レザーやスエードに合わせたくなりますよ♡

[インクルージョン]
向かって10時くらいの位置の縁の付近に
極小のクラウドインクルージョン
5時くらいの位置に縁にかかるように
ごく小さいフェザーインクルージョンがあります。
(フェザーはちょうど爪にかかって見えづらい位置)
いずれも肉眼では気にならない程度の小さい特徴です

(チェーンは別売です。)
*細めのチェーンであればおそらく通して
お使いいただけると思います
もし気になる方はお気軽にお問い合わせください

◆20世紀前半 オランダ /ヨハン・ローゼンダール
◆縦 約36mm (バチカン込み) 横 約18mm
◆メインローズカットダイヤモンド:直径約7mm (枠込み8.5mm)
◆シルバー&14K ゴールド
◆素材刻印、メーカー刻印有り
◆プラチナチェーン別売

因みに、ヨハン・ローゼンダールについて
以前書いた記事がございますので
ご興味のある方は、こちらへ→

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ご質問やお問い合わせはこちらまでお気軽にご連絡下さいませ。
yumiko@thirtythree.jewelry
 
Thirty Three Trading.B.V
代表 前川 有美子