ホーム/アールヌーボー
  • 20世紀初頭のアメリカで製作されたアールヌーボー様式のフラワーピアス。

    咲きほころんだばかりの花が風にそよいだ、まさにその一瞬の表情を

    写実的な造形の中に見事に捉えています。

    二つとして同じもののない自然界の花を忠実に写し

    右と左があえて異なるアシメトリーな

    フォルムになっているのもポイント。

    繊細なグラデーションを帯びたオパルセントカラーのエナメルは

    19世紀末から20世紀初頭のごく短い期間にだけ

    見られるこの時代ならではの色合い。

    内側からやわらかに発光するように輝く乳白色の

    エナメルが耳につけたときに肌の色を

    ワントーン明るく見せてくれます。

    非常に珍しい、アーティスティックな感性が光る

    アールヌーボーの佳品です。

    *オリジナルボックスではありませんが

    美しいゴールドの箔押しが施された

    アンティークレザーボックスをお付けします。

    ◆1900年代 / アメリカ

    (*ピアス金具は後補)

    ◆重量 9g

    ◆大きさ 縦 2,4cm 横 2.6cm(ポストを含む)

    ◆本体・ポスト共に18K

    ◆エナメル

    《エナメルのコンディション》

    片方の花の花弁の先端に一箇所だけエナメルの剥離が見られますが、

    もともと淡い色合いのエナメルのため着用すると

    さほど気になりません。

    ブログではより多くの写真と映像を加えたさらに詳細な説明をご覧いただけます。

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  • アイリスが咲きほこる水辺にたたずむ凛としたまなざしの女性
    薄肉のレリーフ(浮き彫り)で繊細に表現された
    どこかウィットを感じさせる視線とわずかにほころんだ口もと。
    真横から見ると、ごくわずかな高低差の中に空間の奥行きを
    見事に描き出していることが分かります。
    アイリス(アヤメ)のモチーフはトンボや鯉などと並んで
    水を暗示するモチーフとしてアールヌーボーの時代に頻繁に登場します。
    こうした水辺の情景への憧憬は19世紀半ばの開国以後
    ヨーロッパにもたらされた日本のデザインに強く影響されたものでした。
    ダッチアイリスの花言葉は「使命」「伝令」
    舟形のマーキスシェイプが女性らしいエレガンスを
    際立たせる美しいアールヌーボーのリングです。

    ◆19世紀末〜20世紀初頭 /オランダ ◆14kゴールド
    ◆モチーフ 縦 2.1cm   横 1.2cm
     ◆リングサイズ:7号(サイズ直し可能)
    ◆刻印あり
    (※刻印は後世になって打たれたものです)
    ◆重量 2g

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