上の息子が小学校に行き始めてから

約三ヶ月が経ちました♡

始めは戸惑っていた様子だけど

今では送り迎えの際に聞こえる

息子を呼ぶクラスの友達からの挨拶の声が聞こえるほどになり

どんどん新しい友達の名前を息子から聞けるようになって

安心しています♪

幼稚園では、私と離れるときに泣いていたのに

小学校では初日から泣かずに

手を振っていた息子の成長したんです

成長とは、本当に素晴らしい♪

さて、学校なんですが

「Montessori School」

ご存知の方もいるかもしれませんが

「自由な環境を与え、自発性を尊重する」

簡単に言えば、こんな感じ

今は、まだ四歳なので幼稚園の延長上のような環境ですが

それでも、感じられる素晴らしい点があります

まず、四歳の誕生日になったら入学するのですが

その際に三日間のトライアルの時期があり

その間だけは授業始まっても

子供と一緒に教室にいて

子供を慣れさせてあげるような形をとるんです

四日目からは子供のみになります

まだ、子供も小さいですしね

さて、教室の雰囲気ですが


こんな感じ。

クラスに入ると、この前方にこんなスクリーンがあって


自分の写真のパネルをタッチすると

白黒からカラーに変わって

出席確認を自分で行います

そして、授業が始まるときに椅子を円陣にして

歌を歌う授業からのスタート

驚くのは、先生が大きな声をあげないこと!

まず、子供達を座らせるのって大変ですよね〜

でも、この学校の方針は「押しつけない自主性を重んじる」

子供たちにまず、ベルを鳴らして注目をさせる
(執事が使うようなあの美しい音色のベル)

そして、普通の声で「座って、歌を歌おうね〜」

これで、座る子もいれば座らない子もいる

それでも、気にせず歌を歌い始める

それでも、座らない子は気にしないが

他の子にチョッカイを出すことをすると

「〇〇、それはしちゃいけないよ」

と同じ音量で伝える

そんなやんわりとした雰囲気で

一応全員の子供が先生の言うことを聞き歌います

たまたま、そのあとに体育館で運動!

これは、驚きでした!!

先生がリズムに合わせて

「服を脱いで体育館に行きましょう〜♪」

子供達は、様々に脱いでいくんです

ほとんどの子は、タンクトップと下着のみ

ある子は、タンクトップとジーパン

ある子は、下着のみ

ある子は、全部脱いで得意げ(笑)

学校の中は、家と同じでセントラルヒーティングなので

どこでも暖かいので風邪をひく心配はないにしても

ちょっと大胆な運動の時間で驚きましたが

オランダのヌーディストビーチの存在などを考えると

おかしなことでもないんですよね!

もちろん、八歳くらいになったら

運動着と靴を自分で用意して持っていくようです

それまでは、これで自分で脱いだり着たりの練習になるからって♪

自分で着るから、服が裏返しの子が数人はいます(笑)

でも、皆誇らしげでよかったです!

裏返しでも自分で着たことが偉いしね

この着替えで見えたことが・・・

女の子と男の子の違い!

女の子は、畳んでいる子がいるけど

男の子は、ぐちゃぐちゃに丸めているだけ。

最近、下の二歳の娘も畳み始めて驚いてるのですが

やっぱり、女はこうでなくちゃね〜♡

そして、1日に二回ほどこの小さな校庭で遊ぶらしいのですが


やはり全て木製!

幼稚園でもそうでしたが

校庭に使用されている木がアフリカから船で運ばれて・・・

大人がそれを作ってる様子が

絵で説明されていたりします

それによって、子供達もこれらを大事にしようと

思うだろうし、その気持ちを育もうとする

方針がすごくいいと思いました

校庭の隅に倉庫のようなものがあるのですが

その壁に異様にテンションの高そうなおじさんの絵が!!

ユーモアのある絵は、子供達を楽しい気分にさせますよね♪

こんな環境の中、楽しい学校生活を送れる

息子が羨ましいくらいです

それに、この学校は「助け合い」を重視しているので

学校初日から一人の男の子が教室に入るなり

息子の手を引いて席を教えてくれたり

体育館に連れてってくれたり

未だに彼はいつも息子を気にかけてくれて

一緒に遊んでくれるんです

このクラスには、四歳から六歳までの子がいて

中には六歳になってもまだ進級を望まずに

このクラスに3年くらいいる子もいるようなんですが

息子を気にかけてくれる子は六歳

始めは、学校の方針が助け合いだから

先生がこの子に

「小さい子がくるから気にかけてあげて」とか

「あなたが面倒みるのは、この子ね!」などと

先生が教えたのかと思ったけど尋ねたら

なんと自発的に気にかけて助けてくれてるようなんです

遅刻した時なんて、皆んなが円陣を組んで歌い始めている中で

教室の入り口まで来てくれて

息子の手を引いて席まで連れていってくれたり

他にも席を用意してくれたり

本当に良い環境で子供を教育しているな〜って

感動しました!!

こんな子供達が多くなっていけるように

なったらいいのにね〜

最近の日本のいじめ問題を見ていたら

もう読んでいられないくらい酷い。。

大人のストレスが子供に伝わり

子供が弱いものいじめをしたり

大の大人がいじめをしたり

そんな社会じゃ、本当に寂しいですよね。。

「温かい心」

「温かい眼差し」

「温かい言葉」

1日にこれらを意識して実行してみたら

自分の周りから始まる

「温かい社会」

が見られるかな〜?!

もしも、いじめなどの悲しい現実があったら

是非自分から発信してみてください

いじめに合われていたら

心が折れそうだと思いますが

自分を振るい起たしてチャレンジしてみてください

もしかしたら、何か変わるかもしれません★

どうか、いじめのない日本の社会を!!!


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代表 前川 有美子