◆1900年代◆

深い碧の大粒のオーバルカボションサファイアを
白く良質のローズカットダイヤモンドが
美しく取り囲んでいます。


写真ではうまく撮れなかったのですが
このサファイアは少しスターが出ています。
サファイアとしての透明度はありませんが
深い碧の中にボヤッと光う様子が
まさに夜空の浮かぶ星のようです♥

このリングの彫りからは
オランダの特徴と言われるデザインが
見受けられます。
ベゼルの裏にはチューリップの葉模様♥
ショルダー部分は風の流れのような模様♥
オランダを感じさせるデザインが詰まった
オランダ女性のような
媚びない格好良さを感じます。


欲を言えばサファイアにもう少し
透明度があれば・・・と思ってしまうのですが
この典型的なダッチアンティークジュエリーの
スタイルには宝石らしいサファイアはマッチせず
やはりこのような天然石らしい
サファイアだからこそデザインに
締まりがあると思います。

ベゼルの裏はオープンセッティングです。


縦長のデザインが
指を細く長く見せてくれます。

濃紺のサファイアに白く光るローズカットの
コンビネーションがきりっとした印象ですが
カボションサファイアの上品さが加わり
なんとも言えない魅力的な雰囲気が漂う
とても素敵な珍しいアンティークリングです。

現地ディーラーならではの
低価格でのご提供をさせて頂きます!

ヤフオクに出品致しましたので
ご興味のある方はこちらからどうぞ→
沢山のウォッチ数の末、おかげさまでご購入頂きました。
ありがとうございました。
◆重量 5.7g
◆サイズ 12 1/2
◆刻印有り ゴールド14k&シルバー
◆カボションサファイア 縦 12mm  横 10mm

お問い合わせはこちらまでご連絡下さいませ
yumiko@thirtythree.eu

Thirty Three Trading.B.V
代表 前川 有美子

◆ここからはこちらの買い付けの話です◆

始めにお伝えしたいのはこのサファイアリングの魅力が

十分に写真におさめきれてないことです〜。。。

私の写真の腕前ではこのカボションサファイアの魅力が

撮れないんです〜。。

本当はもっと綺麗でスターも出てるのですが

写真でもわかる通り光が写り込んじゃうんです。。

家の細長い窓が写り込んでますよね(苦笑)

このリングは知り合いのディーラーから買い付けたのですが

親子二代でビジネスをしていて

お母様がセレクト担当のアンティークディーラー

息子さんは宝石鑑定士

お父様は見かけた事がないので聞いた事もありませんが。。

お母様はダイヤの質にものすごくこだわりがあり

彼女の選ぶアンティークジュエリーのダイヤの質には

いつも文句無し☆

このサファイアのリングのダイヤの質はアンティークジュエリーの中でも

白く輝く美しい良質なダイヤです。

この二人のコンビネーションは凄く良く

ビジネスにおいてはもちろんいいのですが

時にコントのような会話がみられます(笑)

初めてこの店に買い付けに行った時は

息子のみで二度目に訪れた時は

お母様も一緒だったのですが

お母様は私がディーラーだとは思わずに話をしていたので

息子がお母様の後ろで横を向きながら

「handelaar! handelaar!」(オランダ語で業者って意味です)

と囁いているんです(笑)

別に普通に「彼女は同業者だよ」って私の前で行ったって

何の問題もないのに気をつかってのことだと思いますが

丸聞こえなのが笑えるんですよね(笑)

それに急に訪れて「あの商品見せて!」と聞くと

所狭しとジュエリーが飾られてるのでわからなくもないですが

息子は表にでてショーウィンドーの中から探したり

お母様も一緒になって同じショーウィンドーを店側から見たり

「なぜ同じ場所を探すんじゃいっ!?」って

思わず突っ込みたくなるようなコンビなんです(笑)

とても仲良さそうなこの面白い二人に会うのは

買い付けのちょっとした楽しみでもあります♥

海外には色々なディーラーがいますが

私が付き合いのあるディーラーは皆こんな感じで

のんびりした雰囲気でビジネスをしている方々ばかり☆

基本的にバリバリ仕事してる人達ではないので

「たまにちゃんと仕事して〜!!」って思う事もありますが(笑)

こういう人間味がある感じが愛らしく感じて良いんですけどね♥