私の数多くあるコレクションの中からJenny の店に常時置かれているジュエリーから紹介していきたいと思います。まずは普段使いでき、値段も購入しやすいアンティーク&ヴィンテージジュエリーです。

Belle Epoque (Edwardian)のダイヤモンドネックレス。1900〜1905年頃のものです。プラチナに見事な彫り(ミルグレイン)が職人の手によってとても繊細に施されており、その細かな細工によってダイヤモンドの輝きをより一層引き立たせるデザインになっています。肉眼ではすごく視力の良い方以外は見えず、レンズを通して細工をじっくり見てみると、その細かさにため息すら出てしまいます。この頃のジュエリー職人のジュエリーに対する愛情すら感じられます。左右の長さが微妙に違うのはお気づきでしょうか?わざとこのような微妙な差をつけ、体の動きに合わせ揺れ動くジュエリーの美しさをより一層感じられるネックレスです。RMB 35000.

メインのダイヤモンドは、およそ各0.50ctですので全部で1ct以上になります。

この写真でわかるように、表はプラチナで裏がゴールドになっています。この時代は、プラチナが製造されたばかりでプラチナの性質がシルバーと同じように肌や衣類に色説触れると染色するのではないかと考えられていたため、裏側をゴールドにしていたのではないかと推測されます。

ネックレスの装着部分は、当時のままの完璧な状態で残っています。ボックスのような部分に片側を入れて留め、更に輪の中に棒のようなものを通し完璧に留められるようになっています。百年以上経っているとは考えられないくらい、留め具は一切消耗していません。

このタイプのアンティークネックレスは大げさではなく普段着けしやすいので人気商品です。早めの問い合わせをオススメします。